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SAR衛星画像で見るトンガ火山の噴火後の変化

2022年1月15日13時10分ごろ(日本時間)に大規模な噴火を起こしたトンガ沖の海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」の噴火前から噴火後の変化をSAR衛星画像にて確認しました。
今回確認したのは、ヨーロッパの宇宙機関「ESA」が打上げ運用を行う大型のSAR衛星「Sentinel-1」のSAR衛星画像で「EO Browser」経由で誰でも無料で閲覧することが可能です。

https://apps.sentinel-hub.com/eo-browser

噴火したのは、トンガ、ヌクアロファの北約65キロにある海底火山で、SAR衛星画像でも火山の海上に現れているほとんどの部分が消失していることが確認できます。

また広域の画像では噴火に伴うと思われる軽石によるスリックが確認でき、光学画像では火山灰の降灰に伴い、地表面が灰色に変化している様子が伺えます。

矢印で示す白っぽい帯が噴火に伴う軽石が集まったものと考えられる。

同じくESAが運用する光学衛星Sentinel-2でも島の消失の様子が観測できており、SARと同じく軽石の漂流の様子が見られる。

 

Sentinel-2、光学衛星によるトンガタプ島北西部の観測画像。2021年12月24日と噴火後の比較。2022年1月18日には降灰により全体的に灰色になっている様子が伺える。

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