【プレスリリース】スペースシフト、人の目では追いきれない街路樹の異変を、衛星で広域診断 -「SateAIs 環 -Environment-」第一弾、樹木健全度評価AIを提供開始 –

弊社は、広大なエリアの街路樹を一括で健全度診断できる本サービスの提供を開始しました。従来は樹木医などの専門家が1本ずつ現地を歩いて樹木点検を行っておりましたが、広域かつ効率的な実施を可能にします。
本サービスでは光学衛星データとAI解析を組み合わせ、これまで自治体や道路管理者にとって負担の大きかった街路樹・公園樹の健全度の把握や点検調査などの課題を解消します。
■ SateAIsとは
SateAIsは、「衛星×AI解析を、現場の力に」をコンセプトに、スペースシフトが保有する衛星データ解析アルゴリズムを用途別・提供形態別に体系化した解析ブランドです。近年、TNFD 提言やネイチャーポジティブの潮流を背景に、企業・自治体における自然資本の定量的なモニタリングニーズが高まっています。こうした動きを踏まえ、スペースシフトは環境・自然資本モニタリング領域を担う新サブブランド「SateAIs 環 -Environment-」を新設しました。第一弾として、街路樹・公園樹管理に焦点を当てた「樹木健全度評価 AI」を公開します。

■ 樹木健全度評価AI(SateAIs 環 -Environment-)
樹木健全度評価AIは、高解像度光学衛星データとAI解析技術を活用し、指定エリア内の樹木の健全度を自動で判定する解析サービスです。光学衛星データから抽出した植生指標をもとに、枯死・衰退の疑いがある箇所の特定と、優先調査箇所のランク付けを行います。
昨今、街路樹管理における点検手法の標準化が進められており、自治体・道路管理者・造園会社・緑地管理会社などが効率的に異状箇所を把握するための客観的ツールへのニーズが高まっています。本サービスにより、広範囲の街路樹・公園樹を一括でカバーできるため、年次点検の計画立案から現地調査対象の絞り込みまで、限られた人員・予算のもとでも樹木管理業務を効率化します。

■ 実証実績
石川県の一部エリアにおいて、特定の樹種を対象に株式会社日本海コンサルタントと共同で実証実験を行いました。光学衛星データから抽出した植生指標と樹木の健全度に明確な相関を確認し、判定精度は特定の樹種において65〜75%、調査工数は最大で40%削減の可能性が示されました。この結果を踏まえると、本技術は全数の現地調査を代替するものではなく、「現地調査が必要な樹木を絞り込むスクリーニングツール」としての機能として位置づけ、活用することが期待されます。
サービスページ:https://www.spcsft.com/service/sateais/environment/tree_health_ai/

■ 今後の展開
スペースシフトは今後、樹木健全度評価AIの教師データを拡充し対象樹種・エリアを広げるとともに、「SateAIs 環 -Environment-」を軸に広域の自然資本把握を支える解析メニューの拡充を進めてまいります。さらに、自治体・企業・研究機関との共創を通じて、衛星データとAIによる環境分野の社会実装を加速してまいります。
*過去のプレスリリースもご参照ください。
SateAIs「船舶検知AI」「オイルスリック検知AI」: https://www.spcsft.com/news/3794/
SateAIs「時系列変化検知AI」「災害検知AI」: https://www.spcsft.com/news/2709/
SateAIs「建物変化検知AI」「遊休農地探索AI」: https://www.spcsft.com/news/2400/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スペースシフト(担当:永作)
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Email:pr@spcsft.com