Loading...
JP / EN

NEWS

スペースシフト、SAR衛星×AIによる「新規建物検知データ」を Snowflake マーケットプレイス にて提供開始 〜衛星データ×金融の第一歩として、建設活動を“経済の先行指標”となるオルタナティブデータとして提供〜

snowflake_KV

弊社は、SAR(合成開口レーダ)衛星データとAI解析により日本全国で新たに建設された建物を検知した「新規建物検知データ」を、Snowflake ® が運営する データマーケットプレイス「Snowflake マーケットプレイス 」にて提供開始したことをお知らせします。
本データは、当社の衛星データ解析ブランド「SateAIs™(サテアイズ)」のうち、都市開発・不動産領域のサブブランド「SateAIs 都 -City-」の建物検知AIによる解析成果です。 金融・投資領域におけるオルタナティブデータとしての衛星デタ活用を見据えた、スペースシフトの取り組みの第一歩となるものです。建設活動の物理的な動きを客観的・広域・継続的に捉え、都市の成長や経済活動の先行的な把握を支援します。 
 

■ 背景:建設活動は、経済の動きを映す物理的な先行指標  

新たな建物の出現は、都市の成長・経済活動・インフラ整備の進展を示す重要なシグナルです。一方、既存の公的統計(建築着工統計等)は月次・公表までに一定の時間差があり、地域粒度にも制約があります。  

スペースシフトは、衛星データを「現場で何が起きているかを、公表情報よりも早く・客観的に捉えるデータ」として、金融機関をはじめとする幅広い領域に届ける取り組みを進めています。2026年5月に発表したBIツール・生成AIアシスタント連携の拡充に続き、今回のデータマーケットプレイスでの提供開始により、お客様の業務環境から衛星データ解析を直接利用できる形がさらに広がりました。新規建物検知データは、その最初のユースケースであり、建設活動を定量的かつ広域に把握できるデータとして、資産運用・不動産分析・リスク評価など多様な意思決定の場面での活用が期待されます。 

■ 提供データについて

項目 内容
データ名 新規建物検知ポリゴンデータ(日本/SAR×AI・年次差分)
解析AI SateAIs 都 -City- 建物検知AI(スペースシフト独自開発)
検知手法 複数時期のSAR衛星画像をAIで比較し、新たに出現した建物を抽出
提供形式 建物ポリゴン(GEOGRAPHY形式/EPSG:4326)、AIによる検知確信度スコア付与
提供データ期間 2022年以降の年次差分を複数年分収録(2022→2023/2023→2024/2024→2025)。毎年更新予定
利用環境 Snowflake上で直接利用可能(データ取込・ETL不要)
カバレッジ 日本全国(沖縄県を除く46都道府県)
提供方法 Snowflake Marketplace から30日間の無償トライアルを直接取得可能(2022→2023年の年次差分データ)。全期間データ・継続利用は個別オファー(Private Offer)にて提供


新規建物検知データは、光学画像に依存しないSAR衛星を用いることで、天候や時間帯に左右されず、広域かつ一貫した建物検知を実現します。各ポリゴンにはAIによる検知確信度スコアを付与しており、利用者は用途に応じて精度水準を選択できます。
 
また、本データは単年のスナップショットではなく、2022年以降の検知結果を年次の時系列データとして整備しています。複数年を並べて分析することで、地域ごとの建設活動の推移や加速・減速といったモメンタムを定量的に追跡でき、オルタナティブデータとしての分析価値を高めています。 

想定ユースケース

  • 金融・投資:開発活況エリアの特定、地域別の建設動向の定量化、エリア分析の補助データ  
  • 不動産・都市開発:新規開発エリアの把握、地域別の建設トレンド分析  
  • 保険:新規資産の増加把握、エリア別リスクエクスポージャー把握の補助  
  • 地図・インフラ・物流:地図更新候補の抽出、市街地拡張状況の把握  
  • 公共・研究:都市計画・地域分析、災害復旧・復興状況の定量評価 

■ Snowflake マーケットプレイス での提供について

Snowflake マーケットプレイス は、Snowflakeマーケットプレイスは、様々な企業が提供するデータの活用、自社データの公開ができるデータとアプリケーションのプラットフォームです。現在、820社を超えるプロバイダーが、AI-readyのデータ、エージェント、および統合されたSaaSソリューションなど、3,400以上のコンテンツを提供しています。
利用者は、データのダウンロードや煩雑な取込作業を行うことなく、自社のSnowflake環境上で本データを他のデータと組み合わせて分析できます。 
金融機関をはじめ多様な企業が利用する Snowflake のエコシステム上で提供することで、衛星データをこれまで活用してこなかった層にも、容易に試し・組み込める形でお届けします。 
あわせて、リスティング上でそのまま実行できるサンプルSQLを提供しており、Tableau 等のBIツールからも前処理なしで直接可視化・分析いただけます。

▼「新規建物検知データ」リスティングページ(Snowflake Marketplace)

Japan New Building Detection — SAR × AI (Annual YoY Diff)  

▼SateAIs 製品ページ  

https://www.spcsft.com/service/sateais/ 

■ 今後の展開

スペースシフトは、衛星データを金融・投資領域のオルタナティブデータとして届ける取り組みを継続して進めてまいります。建設活動データに加え、今後はコモディティ・災害・マクロ経済など多様な領域でのデータ提供についても検討を進め、金融プラットフォームとの連携を拡大することで、衛星データ解析の社会実装をさらに加速させます。

*過去のプレスリリースもあわせてご参照ください。

「SateAIs™」がBIツールや生成AIアシスタントからの利用に対応:https://www.spcsft.com/news/4707/ 
SAR衛星データ×AIによる建物変化抽出ソリューション(地図整備DXの推進):https://www.spcsft.com/news/3457/
衛星データ解析ブランド「SateAIs™(サテアイズ)」提供開始:https://www.spcsft.com/news/2709/ 

■ SateAIsとは

SateAIsは、「衛星×AI解析を、現場の力に」をコンセプトに、スペースシフトが保有する衛星データ解析アルゴリズムを用途別・提供形態別に体系化した解析ブランドです。これまで専門性が高く、導入のハードルが高かった衛星データ解析を、目的別に選択できるAIパッケージとして整理することで、自治体・企業・研究機関など幅広い利用者が、業務課題に応じて活用できる環境を提供しています。本データを提供する「SateAIs 都 -City-」は、都市開発と不動産の意思決定に特化したサブブランドです。詳しくはこちらをご覧ください。

  【Snowflakeについて】  

Snowflakeは、AI時代のためのプラットフォームとして、企業がより迅速にイノベーションを実現し、データからより多くの価値を引き出すことを支援します。数百の世界最大規模の企業を含む13,900社以上のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを活用し、データやアプリケーション、AIの構築・活用・共有を実践しています。Snowflakeにより、データとAIはすべての人にとって変革の力となります。詳しくは、snowflake.com(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。

 

【本リリースに関するお問い合わせ】 
株式会社スペースシフト(担当:竹内・田口)
お問い合わせフォーム:https://share.hsforms.com/1-fFRnQR2QwW3c-zOTCAanQ5m0z8 
Eメール:pr@spcsft.com 

SateAIs環_KV

【プレスリリース】スペースシフト、人の目では追いきれない街路樹の異変を、衛星で広域診断 -「SateAIs 環 -Environment-」第一弾、樹木健全度評価AIを提供開始 –