2025年10月6日〜9日に島根県松江市で開催された国際学会 APSAR 2025（Asia-Pacific Conference on Synthetic Aperture Radar） に参加し、ブース展示・採用イベント・研究の発表を実施しました。
 
研究発表においては、自社で開発を進めているSARシミュレーション技術に関する研究成果を発表いたしました。 

■ 発表概要 

この技術は、国土交通省のPLATEAUプロジェクトなどで整備された都市3Dモデル等を活用し、さまざまな観測条件下でのSAR画像を擬似生成するものです。
 
本研究では、建物消失検知を例に、シミュレーション画像のみでAIモデルを学習し、実際の衛星データへの適用可能性を確認しました。この成果は、実データの収集が難しい災害対応や都市変化監視など多様な分野に応用可能であり、当社のSAR解析事業の発展と競争力強化に寄与する重要な技術基盤となることが期待されています。  

■ 今後の展望 

スペースシフトは今後も、SAR衛星データとAI技術の融合による新たな解析手法の研究開発を推進し、防災・都市管理・インフラ保全など、社会課題の解決に資するソリューション創出を目指してまいります。
 
参考：APSAR 2025の詳細は： https://apsar2025.ce.t.kyoto-u.ac.jp/index.php 

◼︎本投稿に関するお問い合わせ
株式会社スペースシフト （担当：津田谷）
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