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【ニュース】国際学会「IGARSS 2026」にて研究成果を発表しました

国際学会IGARSS
スペースシフトは、2026年8月に米国・ワシントンD.C.で開催されたIEEE Geoscience and Remote Sensing Society(GRSS)の国際会議「IGARSS 2026」にて、研究成果を発表しました。

1.IGARSS 2026概要

IGARSS(IEEE国際地球科学・リモートセンシングシンポジウム)は、地球観測・リモートセンシング分野における世界最大級の国際会議です。今回で46回目の開催となり、”The Future of Earth Observations”をテーマに、世界中の研究者・宇宙機関・企業が最新の研究成果を発表しました。

  • 名称:IGARSS 2026(第46回 IEEE国際地球科学・リモートセンシングシンポジウム)
  • 主催:IEEE Geoscience and Remote Sensing Society(GRSS)
  • 公式サイト:https://2026.ieeeigarss.org/
  • 会期:2026年8月9日(日)〜14日(金) 
  • 会場:Washington Hilton(米国・ワシントンD.C.)
  • 発表セッション:Data-Driven and Physics-Based Learning
  • 発表形式:口頭発表(Oral)
  • 発表日:2026年8月14日
  • 発表タイトル:Ship detection using ALOS PALSAR raw data without synthetic aperture
  • 発表者:Yasui Syusuke(スペースシフト)
  • 著者:Syusuke Yasui, Fumitaka Ogushi, Hiroshi Yokoya, Kazushi Motomura, Naruo Kanemoto(スペースシフト)
「ゾーンプレート」の概念図
図1:SAR衛星が送信するチャープ信号と、その反射から生データ上に現れる同心円状の模様「ゾーンプレート」の概念図  © Space Shift Inc.

2.IGARSS 2026における弊社の発表内容

ゾーンプレート領域の検出モデル概要
図2:ゾーンプレート領域の検出モデル概要。強反射領域の四隅をバウンディングボックス、その内部をセグメンテーションマスクとして学習する  © Space Shift Inc.
ゾーンプレート 見え方の比較
図3:データセット構成(学習・検証・除外シーン数)と、SLC画像・RAW画像それぞれにおけるゾーンプレートの見え方の比較  © JAXA/METI、© Space Shift Inc.

実データでの検証(図4)では、開水域上ではS/N比が高いため、ノイズの多い生データの中でもゾーンプレート特有の同心円パターンが明瞭に識別できることを確認しました。

ALOS PALSAR L1.0強度画像の実データ例
図4:ALOS PALSAR L1.0(RAW)強度画像の実データ例。矩形で囲んだ領域に、船舶による強い信号(ゾーンプレート)が確認できる © JAXA/METI、© Space Shift Inc.

3.事業的な意義について

本手法は、地上受信後に開口合成処理を行う従来の船舶検知手法と異なり、軌道情報やドップラー情報を必要とせず、陸域・人工構造物の影響も受けにくいという特徴があります。こうした特徴から、衛星搭載(オンボード)処理への応用や、船舶検知の迅速化・省コスト化といった事業面での意義が期待されます。

安井さん
図5: IGARSS 2026 にて。写真はいずれも安井

3.おわりに

スペースシフトは、衛星データとAIの力で社会課題の解決に取り組むとともに、SAR分野における技術開発の成果を、学会という場を通じて国内外に発信しています。今後も、学会発表にとどまらず、研究成果の対外的な発信を積極的に行ってまいります。

 

<本投稿に関するお問合せ>
株式会社スペースシフト(担当:安井・真島)
お問い合わせ:https://share.hsforms.com/1-fFRnQR2QwW3c-zOTCAanQ5m0z8
Eメール:pr@spcsft.com

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