「こうのとり」3号機(HTV3)を載せたH-IIBロケット3号機、7月21日午前11時06分18秒に打上げへ!


台風の影響もありながら、懸命に打上げ準備を進めていたH-IIB3号機ですが、予定通り7月21日に打上げられることとなりました。時刻は午前11時6分18秒の予定です。

JAXAからのプレスリリース

今回、日本最大のロケットH-IIBの3号機で打上げられる、宇宙ステーション補給機である「こうのとり3号」は、先日ISSからのに到着した星出さんら宇宙飛行士の飲料水や食料などの補給物資を運ぶ他に、世界初のミッションとなる「あるもの」をISSに届けます。

そのあるものとは「超小型衛星」

その名の通り「超小型」な人工衛星なのですが、そのサイズは10cm角から50cm角、重さも50kg以下と中小企業や大学の研究室レベルでも開発可能なものです。サイズは小さいながらも、スマートフォンに代表される超細密な集積技術により、一昔前の大型衛星をも凌駕する性能を発揮することも可能です。
たとえば東大の中須賀先生の研究グループが今年末に打ち上げる予定の超小型衛星は、地上6.8mの分解能を持つ画像を撮影することができます。
この分野では日本が世界をリードしており、超小型衛星の開発技術だけでなく、打上げに関しても新たにコスト効率の高い手法を独自に開発することになります。


ISSからの超小型衛星放出実験のイメージ(提供JAXA)

従来人工衛星はロケットで軌道上に運ばれていましたが、それを一度安全、安定な環境(こうのとり)で国際宇宙ステーションまで運び、宇宙飛行士によって梱包を解き、日本実験棟「きぼう」のエアロックから、ロボットアームで船外に直接バネで放出して軌道に乗せます。従来ロケットの衝撃に耐える必要のあった設計も簡略化され、また一度に多数の超小型衛星をISSに運ぶことで、軌道に乗せるコストをロケットで打ち上げる場合よりも大幅に低減することができます!

そんな重大なミッションを背負ったH-IIBロケット3号機、いよいよ打上げです!

スペースシフトでも現地に出向き取材を敢行します!
またJAXAの協力による生中継を行う予定です。
お楽しみに!