スペースシフトとRidge-i、レーダー衛星画像のAIによる自動解析に成功 !


弊社はこの度、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)の事業「海洋面モニタリングのための衛星画像教師データの整備等」を受注し、機械学習・ディープラーニングを中心としたAIのコンサルティング・ソリューションを提供する株式会社Ridge-iの協力の下、レーダー衛星画像のAIを活用した自動解析を行い、高い精度を実現しました。詳細は下記の産総研Webサイトにて公開されています。

レーダー衛星画像のAIによる自動解析
http://www.airc.aist.go.jp/gsrt/sar-ai.html

衛星データの自動解析では、主に光学衛星による可視光を用いた衛星写真でしたが、この度スペースシフトとRidge-iが開発した新たな方式では、専門家でも判読が難しいとされるレーダー衛星の画像をAIによって自動解析することを可能にしました。レーダー衛星は光学衛星と異なり、衛星から発するマイクロ波の反射により地表を見るため、独特なノイズがある画像になり、地表の様子を判読するためには特殊な知識を必要とする場面が多くありました。一方、太陽の光を必要としないため、雲で被われていても地表の様子を見ることができ、夜でも観測可能であるなど利点も多く、今後の衛星データ利用の拡大においては重要な存在です。

本技術は、今後エネルギー開発のほか、漁業など海洋状況の把握のために活用が期待されます。また地上に応用することにより、様々な地表面の変化を気象状況や時間などに左右されず、途切れることなく観測することが可能になります。地球のおよそ75%は天候不良や夜間のため光学衛星では観測することが出来ないため、超小型衛星を活用したレーダー衛星網の登場と、レーダー衛星画像の自動解析技術は地球上をくまなく観測するためには必要不可欠な技術です。スペースシフトとRidge-iは、さらなる宇宙データ利用の拡大のために、今後もレーダー衛星の自動解析技術を発展させ、新たな技術を開発してまいります。

詳しくは下記リリースをご参照ください。
http://www.spcsft.com/wp-content/uploads/2018/05/Oilslick_press_180524.pdf